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組織を変える8つのステップ(6)

子連れソーシャルワーク留学 in カナダ vol. 65ソーシャルワーク・タイムズ vol.123

· 非営利組織,大学院の授業

ここ最近メルマガの原稿をボランティアに向かう途中のバスの中で書いています。トロントのバスは驚くほど揺れる(道路がガタガタなところでスピードを出す)ので執筆が中断されることがしばしばなのですが…。

さてトロントには「JSS」という非営利団体があります。JSSはJapanese Social Servicesの略で、オンタリオ州はもとよりカナダ東側で唯一の、日本語で専門的な相談ができるカナダ政府登録の組織です。就労、家族、住居、育児、高齢化に伴う問題など、様々な相談を日本語と英語で受け付けています。もしカナダに来て困ったことがあったら日本語で(かつ安価で)相談できる場所があることを覚えておいてくださればと思います。(JSSウェブサイト:http://jss.ca/)

さて、今回は組織を変える8つのステップの5つ目「計画を立てるDeveloping a plan for changeです。これまで明確にしてきた問題を変えるために、必要な方法(ストラテジー)を考えます。

やっと計画を立てる段階か…、という感じもありますが、ステップ3で変化の必要性やビジョンも明確になっていて、ステップ4で現状把握がしっかりとできていれば、この段階は比較的簡単です。どうしたいというビジョンがあり、今、何ができていないかはっきりしていれば、このあとに何をすれば良いのか自然に明らかになってきているはずです。

実際の変化に向けたステップは、達成しやすい小さな物事の積み重ね(small wins)が良いと言います。

・いつどんなミーティングを持つのか、誰が参加するのか、そこで何を話し合うのか

・どんな研修やトレーニングをいつ、誰にするのか

・新しい役職を導入する時期

・規則や手順を変える必要がある場合は、その内容や発表や実施の時期

など、ごく具体的なプランを練ります。

変化の過程に参加しているメンバー(ステップ2の仲間作りで連帯したメンバー)のうち、誰がどの範囲に責任を持つかを明確にしておくことも大切です。

変化は急に起こるものではなく、小さなステップを積み重ねて起こっていくものです。なので上記のような変化のステップを何度も繰り返す必要があるかもしれません。

しかし、小さなステップを地道に積み重ねてうまく変化してきたと思っても、スタッフや内部からの抵抗や反発は起こるものです。人は本質的に変化を避けたがるものだからです。

それに対応するのが、次のステップ6「人的要因に対応する」です。実はこのステップが一番大切で、そして一番難しいのではないかと思っています。それではまた次回お会いしましょう。

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