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学童を探すため図書館へ?

ソーシャルワーク・タイムズ vol59 子連れソーシャルワーク留学 in カナダ vol.7 より転載

· 児童福祉,カナダ生活,小中学校

子どもたちの学校が決まり、次は学童(アフタースクールプログラム)に申し込みをしなければ!というところで、日本のように自治体に申し込むのではなく、自分で探さなければならないことを知りました。

いわゆるソーシャルワーク用語で「措置」ではなく「契約」ですね。カナダでは保育園も「契約」なので自分で探さなければなりません。

学校に設置されている学童は非常に少なく、アフタースクールプログラムを行っている団体を探して申し込みをします。学校によっては学童が設置されている所もあるのですが、子どもたちの通う学校の場合、小さい子が対象で、おまけに今は定員いっぱいとのこと。

この時点で学校が始まる数日前。アフタースクールは地域にいくつかあるらしい…と噂で聞いていたのですが、「土地勘もなくどうやって探せば良いの?市役所と学校がダメなら誰に相談したら良いの?もう来週から(私の)学校が始まるのに!」と焦っていました。

そこで私が訪ねた場所は、家から歩いてすぐの図書館。実はトロントには図書館が沢山あります。図書館がコミュニティセンターの役割も果たしていて、歩いて行ける場所にあるのです。地域の情報を提供していて、カナダに来たばかりの移民や外国人の相談にのってくれる専門のスタッフがいる図書館もあるのです。

図書館には本や雑誌だけでなく、インターネットが出来るPCがたくさんあるので、地域の人が集う場になっています。本は一回に50冊まで借りられます。日本語の本やDVDも多少あるんですよ。

さて、図書館のスタッフに地域のアフタースクールプログラムをいくつか紹介してもらい、その足で直接訪問しました。「定員一杯だったらどうしよう…」という不安をよそに、すぐに登録することが出来ました。(理由は後述しますが、定員という概念はほとんどないことが後から分かりました)。

カナダの学校は、10歳くらいまで送り迎えが必要なのですが、クラブのスタッフが放課後にお迎えに行ってくれ、まとめてクラブまで連れて行ってくれることになっています。いよいよ利用初日…、のはずがトラブル発生!

16時頃に学校から電話があり、子どもたちがずっと学校で待っているから、今すぐお迎えに来てください、とのこと。クラブに行っているはずでは…?と焦りながらお迎えに行きました。その後の子どもたちの話によると、誰がクラブのお迎えの人か分からないうちに、みんな行ってしまった、とのこと。そうですよね。初日ですし、英語も話せませんし…。

「でも、登録している子どもを、おいていくなんてひどいじゃない?!」と、勇み足でクラブに事情を聞きに行きました。

すると、「子どもたちは登録しているだけで、事前に出欠は取らない。お迎えの場にいなかったらそのまま行きます」とのこと。なるほど、これを聞いてピンときました!これは「学童」ではなくて、日本でも導入が進んでいる「放課後クラブ」のような感覚ですね。

日本の学童保育は、親が働いている人のみ入ることができます。定員があるので、待機児童がいる場合もあります。週間予定表を提出し、お休みの場合は事前に連絡。もし子どもたちが来ていなければ、親に学童から連絡が来ます。一方、放課後クラブは、学童とは違い、学校に通う児童全員を対象にしており、クラブに来たい日や必要な日に来る、というものです。我が家で利用しているクラブは、その真ん中くらいの感覚でしょうか。

そんなことを感じながら、改めて子どもたちが英語が話せないこと、基本的には毎日利用するのでお迎えをしてほしいことなどをお伝えしたのでした。

なお、子どもたちの通うクラブは、おやつも提供されて年間5000円ほど。日本の学童では、月額利用料が約4,500円+おやつ代約1,200円だったので(自治体ごとに異なります)かなり安いです。

なぜこれほど安いのでしょうか?

(つづく)

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